1973.8 スハ32形客車室内灯 宗谷本線324レ
旧型客車がまだ全国にたくさんあった頃にはいろいろ気になることがあって乗車していても楽しめました。
たとえば、この写真のような室内灯です。蛍光灯改造されたものは急行などの優等列車に優先充当されていましたが、白熱電灯の客車は電灯カバーの形状、明るさももさまざまでした。この写真のスハ32も、天井などは白く塗られて明るくなってますが、ニス塗りの元々の天井に塗ったせいなのか、ニスのみの天井と同じようにひび割れています。夜行列車などでは寝っ転がると、目の前にある電灯カバーと台座(ベンチレータの室内側を兼ねた)形状が楽しみでした。電灯カバーにも、重要文化財になった建物についているような凝った美しいものが沢山ありました。台座も負けじと美術品のようなものが多く、形状もさまざまでした。
最近昔からある駅のホーム上屋を支えている柱の形態に興味があります。あの頃、記録をしておけばよかったと悔やまれます。
また、トイレ、洗面所の話は長くなるので、またも別の機会に譲りますが、それ以外にも、板張りの背ずり、アームレストの形状。なかには、旧型電車のように改造によって窓配置と座席位置のズレたもの。そればかりか、デッキがわの妻の壁面に掲示してあった「全国鉄道路線図」?が相当長い間変更されてないようで旧字体だらけだったり。
ちょっとだけトイレねたでは、トイレドアに貼ってあった「上野~赤羽 便所使用禁止」「東京~横浜 便所使用禁止」の小さなプレートなんてのも興味を引きました。デッキの出入り口ドアの取っ手の形状もいろいろありました。旧型客車ではありませんが、いちばん最近では、鹿児島本線の457系の網棚が、文字通り「網」棚で残っているのに感動しました。あの「網」を編める(メンテ)人ももほとんどいないとか。いつかその写真をお見せいたします。


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